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衛生管理者について(職務内容編)

2021.01.31

企業による健康管理

こんにちは。
大阪、兵庫を中心に産業医をしております、谷口緑です。

今回は衛生管理者の役割と職務内容について、お伝えします。

衛生管理者の役割は労働者の健康と命を守ることです。
主な職務内容としては、
・作業環境の管理
・労働者の健康管理
・労働衛生教育の実施
・健康保持増進措置 などがあります。

また、重要な職務として、「職場巡視」があり、1週間に1回以上、巡視を行わなければなりません。
労働者が働く職場を実際に見て回り、安全衛生上の問題がないかどうかをチェックします。
具体的には、室内の照明や換気、気温、湿度が適切か、事務所や休憩室、トイレの清潔が保たれているか、作業をする上で危険な場所がないか等です。

衛生管理者は、産業医と同様に衛生委員会の構成メンバーでもあります。
実際の職場や労働者の健康状態を良く知る衛生管理者と産業医の連携をしっかりとすることで、より良い職場作りの重要な役割を担っています。

次回は衛生管理者の資格についてお話させていただきます。