こんにちは。
大阪、兵庫を中心に産業医をしております、谷口緑です。

新型コロナウイルスの流行が長引き、人と会う機会が減り、在宅で一人で仕事をすることも多くなったことから、「笑うこと」が少なくなっていませんか。

笑うことで、外部から侵入するウイルスを退治してくれるNK（ナチュラルキラー）細胞が活性化するため、免疫力がアップし、感染症にかかりにくくなると言われています。

また、笑うことは脳の機能のうち「高次脳機能」という言語や記憶、注意、情動といった機能によって維持されているため、笑う頻度が多いとこの機能の低下を抑え、認知症の予防につながるという研究結果もあります。

毎日の生活に追われて、ほとんど笑う機会がないという方は、
簡単なことで日常に笑いを取り入れることができるので、試してみてください。

・大きく背伸びをして、笑顔で「ハ・ハ・ハ」と身体を左右に揺らす。
・好きな音楽を聴いて笑顔で歌を歌ってみる
・お笑いのテレビ番組や動画を見る
・普段からなるべく笑顔で過ごす

笑うことで自律神経のバランスも整い、心の健康にもつながりますので、普段の生活に意識的に笑いを取り入れたいですね。

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