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衛生管理者について(資格編)
2021.02.06
企業による健康管理
こんにちは。
大阪、兵庫を中心に産業医をしております、谷口緑です。
常時50人以上の労働者を使用する事業場では、1人以上の選任が必要となる衛生管理者。
衛生管理者となるためには、衛生管理者試験に合格し、免許を取得する必要があります。
衛生管理者の免許には、第一種衛生管理者と第二種衛生管理者があります。
第一種:全ての業種で業務が可能。
第二種:有害業務と関連のない業種で業務が可能。
情報通信業・金融・保険業・卸売・小売業など。
衛生管理者の試験は全国7か所にある安全衛生技術センターで毎月1回~4回実施されています。
合格率は第一種46.8%、第二種55.2%(令和元年度)となっています。
労働衛生、関係法令、労働生理の専門的な内容が問われますが、
過去問からの繰り返しの出題が多い傾向にあります。
衛生管理者試験にむけて、何から始めて良いか分からないという方は、
繰り返し過去問を解きましょう。
過去問をしっかりマスターすることで、十分合格を目指せます。
また、独学では不安という方は、試験対策用の講習に参加することも有用です。
勤務先に講習の参加費の予算を確保してもらいましょう。