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気になる汗について
2022.07.28
コラム
こんにちは。
大阪、兵庫を中心に産業医をしております、谷口緑です。
猛暑が続くこの時期、汗をたくさんかいてしまい、においや服のシミなどが気になる方も多いのではないでしょうか。
汗は体温が上昇した際に、身体の表面で蒸発し、熱を放出することで、体温を下げる役割があります。元々汗は、水分とわずかな塩分で構成されているため、さらさらしていて、臭いもありません。
運動不足や冷房の使いすぎにより、汗をかく機会が減っていると、血しょう成分が多い濃い汗が出ます。濃い汗は蒸発が遅く、アンモニアや乳酸などのニオイの原因となる成分も含まれるため、臭い汗となります。
ウォーキングや簡単な運動を取り入れることで、汗腺を活性化させ、さらさらとした良い汗をかくようにしましょう。
ぬるめのお湯にゆっくりつかることも効果的です。
尚、汗の量が尋常でなかったり、身体の一部だけにかくような場合は、多汗症や糖尿病、甲状腺の病気などが隠れている場合もあります。気になる方は専門医を受診するようにしましょう。
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