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日光浴について
2021.05.06
コラム
こんにちは。
大阪、兵庫を中心に産業医をしております、谷口緑です。
前回、朝の散歩についてお話しした際に、日光を浴びることの効果についてお話ししました。骨を丈夫にし、健康な身体作りに必要なビタミンDの生成に効果があります。最近、コロナウイルスに対する知見では、ビタミンCに加えて、ビタミンDも有効であると言われています。
加えて、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌を抑制する機能が働き、夜に睡眠ホルモンの分泌が増えるため、夜に自然と眠くなります。自然な眠りにつくためにも、日光浴は大切ですね。
一方で、日光を浴びることのデメリットとしては、紫外線による日焼けやシミ、ソバカスなどが増える原因となります。また、長時間紫外線を浴びることで、肌の老化が進行し、しわやたるみの原因となることがあります。また、紫外線が目に入りすぎることで、角膜が炎症を起こし、目の痛みや充血などの症状、また白内障を引き起こすことがあります。
日光浴にはメリット・デメリットがあります。紫外線の影響は地域や個人によっても異なりますが、正午前後の紫外線の強い時間帯を避け、また日傘や帽子、日焼け止めなどを活用しながら、上手く日常生活に日光浴を取り入れましょう。尚、白内障予防のためのサングラスは色の濃いものではなく、あまり色の濃くないレンズでUVカットの高いものを選びましょう。
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